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中央リハ倶楽部 勤務

       機能訓練士40代男性

父の脳出血からの社会復帰サポートを目的に入社

 私はもともと体育系の大学で武道(主修は剣道です)を学び高校教師を目指していました。

 卒業を控えた大学4年の10月、父が長野県の県道を運転中に脳出血を発症しました。

 偶然通りかかった医師に発見されて長野の病院に緊急入院しました。そして一命を取り留めたものの、しばらく父は昏睡状態でした。1週間程度経ちICUから一般病棟に移った父は家業の繁忙期であったこともあり、かなり苦悩していたのです。私は家業を代行しなくてはならず、教員就職についてかなり悩みました。
 父が長野の病院から、リハビリテーション病院に転院し本格的にリハビリを始めたとき、リハビリテーションに関する仕事をすることを考えました。 体育畑の自分がリハビリ専門家になるためPTの学校に通うには、資金、時間の壁があって困難でした。家業をこなしつつ1年間は非常勤で体育教師を務め、働きながらリハビリを中心に事業をしている職場を探していました。「中央リハ倶楽部」を見つけたのはその頃でした。 

「リハビリテーションを専門家から貪欲に学び、父の社会復帰に活かす」という自分の目的を抱きながら入社したのです。

 仕事で対面する利用者様は40代から90代の方までいらっしゃいます。誰もが「中央リハ倶楽部」を利用すると元気になるよう結果を求めて、しっかりした運動習慣を確立することが自分のやるべき仕事と考え、利用者様の運動能力に合わせて少しだけハードルの高い運動プログラムや個別トレーニングを行ってきました。
 仕事中一番嬉しいと思う瞬間は、運動をやりきった利用者様の顔が見られることです。誰しも困難を乗り越えた時には良い顔をしています。
 大事にしていることは幅広い視野を持ち、利用者様が安全に運動に取り組めるように準備し運営することです。そのために職員の皆さんには、常に声をかけあって利用者様を見守り、励ましていけるよう協力してもらっています。

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