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​訪問看護ステーション勤務

       看護師 40代 女性

病棟から訪問看護へ移る決意

​看護師として一人ひとりの利用者様と向き合う看護をやってみたい

中央リハ訪問看護ステーションで働き始めてあっという間に3ヵ月がたちあました、

私は急性期の病棟で3ヵ月前まで働いてしました。緊急入院、緊急手術、夜勤、日々の業務は大変忙しく毎日が緊張状態でした。しかし、充実感はなく何となく消化不良な感じでした。日々の業務に振り回され患者様ときちんと向き合える時間がないのです。寂しくて不安な患者様を感じても追い立てるように押し寄せてくる業務をこなすことで精いっぱいでした。

前病院の在職中に訪問看護の体験研修を行ったことがありました。そのころから訪問に強く興味を持っていました。しかし、子供の学費などが必要な時期に別の場所へ移るのにはかなり勇気が必要でした。

 

やめるかどうかも決まっていない事を伝えて、中途半端な状態であったのにも関わらず、面接を快く引き受けてくださいました。不安でいっぱいであり本当に映っていいのか、訪問に移るか決心もついていない状態で面接を受けてみて、やはり訪問をやりたいという気持ちは変わりませんでした。同行体験も行い、じっくりと考えたうえで決断できました。そして今4ヵ月目に突入です。

入職後も、訪問件数は少ない状態から始まります。訪問も先輩看護師と一緒に同行させてもらい不安は何もなかったです。訪問方法も車と自転車のどちらかを選択しますが、寒さがとても苦手なので車を選択しました。訪問が入っていないときにルート確認したりや自信のない道をぐるぐる回ったりと時間的にかなり余裕をとってくださいました。

 

訪問も利用者様と1対1、またはご家族も含めてゆっくりと対応でき個別性をもった看護ができています。一人ひとりの利用者様と深く関わることにより家族のような気持になっていきます。

利用者様、家族の自己決定を支援するというのが病棟勤務の頃と大きく違う気がします。入院生活は、患者様がかなりの我慢を強いられていたことも強く感じました。

自分の暮らすべき場所で自分らしく生きていく援助を利用者様と一緒にやっていきたいと今も強く思っています。

まだまだスタートを切ったばかりでいろいろな困難にぶつかることもあると思います。

今でも看護スタッフ、リハビリスタッフに相談にのっていただいています。

何より心配だったのが年齢でした。50歳近い私でも受け入れていただき気持ちよく働ける職場です。

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